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東京

最後の撮影はどうしようかなって考えてたんだけど、るりちゃんは嫌がるけど自分的には絶対この子の最後は外がよかったので2/14をラストに持ってきてみました。バレンタインデーだしね。いつも通り「考えている事は写真に出る」という言葉を箴言に適当に撮ってた。るりちゃんは予想通り寒さに弱く大器晩成とか男never give upをエンドレスで歌ってて最後よく分からない歌になっていた。わらい。
あと高島屋が近くにあったから屋上の夕暮れで撮りたいなーって思って歩いてったら思ったより遠くて着いたら日が暮れて夜でしたとか、帰り時間が間に合わなくて東京駅を突っ切れるしかないっ!!ていていてぃ!って突っ切ろうとしたら入場料140円取られるとか、なんか最後の撮影にして、てんやわんやで彼女には大変ご迷惑をおかけしたんだけど自分的には結構楽しかったです。


るりちゃんがいなくなると、今まで撮っていたような写真を詰めて撮っていく事はないんだろうなって。なんでもそうだけど結局作品って一過性なんだなーって自分でやっててやっと分かった。RadioheadはもうCreepみたいな曲作らないし、くるりももう東京みたいな曲作らないし。もう作っても意味が無いって気持ちなんでしょう。ファンがそういうのを望んでも。


自分が写真が他のメディアと比べて強いところは、「切ない」という感情を惹起させるところだと思ってるんだけど(性質的に、音楽以外の他のメディアには無いところだと思う)、るりちゃんの表情はその感情を表現するにはすごく嵌っていて、そりゃあもう好きでしたね。彼女的には単なる撮影会モデルとしてやってたところもあるのかもしれないけど、こちら的には出てくる写真を見るたび一時期は撮るたびに毎回手応えがあって、もう写真の神様に見えましたね。最近はいろんな撮影会に出てるのでちょっと変わってきたけど、昔は本当にカメラをまったく意識してなかったですからね。そりゃもうすごかったですね。


この日はなんとるりちゃんが参加者に向けてバレンタインでチョコ作ってきてくれてて、正直あまりそういうことしないタイプと思ってたので(ひどい)すごいびっくりしたけどめっちゃ嬉しかった。あとわりと大人との受け答えみたいなのスマートにこなすタイプであると思ってるけど渡してくれた時は若干きょどってるように見えた気がしてなんかそれがめちゃめちゃ可愛かったです死。そんなこんな前述のぐだぐだなところもあって自分的にはとっても記憶に残る撮影になったんですけど、もっとこういう撮影をしてくればよかったなって思った。写真って時間が経つとより価値を増してくるものだから後で見た時にあーこういうことありましたねーってのが郷愁感と共に思い出せるような撮影をすれば良かったなって。ネタに走ったり小手先の技術で表面だけの薄い写真を試し続けててもしょうがなかったなって。自分の性格的にその時を適当に流す感じに対話してしまうの駄目ですね。結構撮ってきたけどいまだに性格よく分からないですし。例えば、アイドルの話もいいけど写真の面白さでも話してあげればよかったなーって思う。自分もそうだったけどこの年代結構冷めてるから、熱く語るの結構ためらわれるのだけど、こ、この人何言ってんだよく分からんーって思われて、自分は話して満足気になっていればよかったのでは。ってこれは一例であるのだけど、写真の難しさって人間関係のそれですよね何度も書いてるのに何もしなかったなっていうのが後悔してます。仲良くなるってことだけじゃなくても何かしらすることがあったということです。良く言う関係性ってやつ。好きなモデルの1人なだけって位置づけて、結局そこをさぼってしまった。結局今のままだと親とか彼女とか他の人撮ってる時も同じになると思う。でもやっぱ難しいことではあるのだけど。


この間の名古屋の展示でも思ったけど、そういう難しい事にチャレンジしてる人なんて1、2人ぐらいしかいなかったんじゃないかなって思う。心に響く写真なんてほとんどなかった。写真は現代アートとかファッションとかその他諸々となんでも相性がいいから否定してるわけじゃなくて本質的な部分で頑張ってみてもよかったなーってちょっと思った。遊びで撮るのも楽しいからいいけどね。


そんなこんなで現像した写真見ると、撮影してる時はそんな雰囲気微塵も無かったのに、さみしくて切ない感じの写真ばっかりで、ああやっぱそういうこと考えてシャッター切ってたんだなって思った。延々と書いた後悔してることとか、やっぱ今日で最後ってこともあり。でも今までで一番好きな写真だ。下手だけど一番感情が乗っかってて。お前らにこんな写真撮れるかって。賞撮った写真より展示した写真なんか全否定できるぐらいずっと好きだ。今までを否定する事は全然悪いことじゃないなー。この記事もう3時間ぐらい書いてるけど、書きながら流してる自分が好きな音楽とすごい合ってる気がする。今まで撮った写真も好きな音楽イメージしてるはずなのに全然と思う。これを展示したとして好きと言ってくる人は少ないと思うけど。少ないと思うけどいる気がする。今まで自分が見てきた写真でも気付いてないけど良い写真あったんだろうなーってここで気付くよね。そういう人の真剣さを感じとれる人間になりたいです。


あと現像してないの結構あるけど現像したくないな。。。「さよならだけが人生ならば」って寺山修司の詩がありますけど、るりちゃんとはまた会う事もあるでしょうって感じ。現場とか。